米ビッグ3の再建策が出てきました。GMは年内に40億$、3月末までに80億$、販売不振に陥った際に60億$が必要として合計180億$の支援を求め、フォード90億$、クライスラー70億$と合わせて340億$の支援を政府に要請しました。合わせてリストラを加速させ、全米自動車労組(UAW)との協約も見直し、固定費削減に向けた努力の姿勢を示しました。 一部にある連邦破産法11条を申請し、その後政府が救済するという案は、リーマン破綻と同じ、債権保有者やCDS発行体を苦しめることになります。一方でGMのように運転資金のほとんどを支援で賄うようなら、事業継続に意味はありません。リストラを加速させれば、失業者対策として救済する意義も薄れますし、UAWとの交渉も経ずに協約を見直せるのかも不透明です。今はtoo big to fail(大き過ぎて潰せない)より、自己責任の原則によりbetter to fail(潰した方がマシ)という国民意識もあるため、議会にはより難しい判断が求められることになったのでしょうね。